便箋にペン書きが一般的です。
便箋やペンの種類に明確な決まりはありませんが、暗黙のルールとしてが相応しいでしょう。
■用紙のサイズ下記いずれかを選択。
•A4便箋(210×297mm)
•B5便箋(182×257mm)
•セミB5便箋(177×250mm)
•色紙判(177×230mm)
■用紙の形式•白いシンプルなもの
•罫線あり・なし(無地)どちらでも可
•縦書きが一般的
私は面倒なので、下記のようなセットを買って使用しました。封筒も同封されているので便利でした。
■ペンの種類•インクは黒
•万年筆またはボールペン(筆ペン・サインペンも可だが字が潰れる可能性アリ)
•油性・水性どちらでも可だが水性の方が扱いやすい
•フリクションなどの摩擦で消えるペンは不可
私は万年筆ではなく、下記のような事務用のデスクペンを使用しました。
こだわりが無ければ、どんなものでも良いですが、私は乾いた後耐水のもので、安いものということでこれにしました。
■退職願の書き方1.一行目の中央に「退職願」と明記
2.二行目の最下に「私事、」として書き始める
※「私儀、」としても可。いずれの場合も「、」を忘れないこと
3.三行目の頭から次の文章を記す
退職願の本文「この度、一身上の都合により、来たる平成○○年○月○日をもって、退職致したく、ここにお願い申し上げます。」
※「○○年○月○日」には退職したい日を記入。基本は退職交渉時に伝えた日付、わからなければ退職交渉をした相手に確認。退職交渉がまだの場合は 退職交渉前に提出する場合を参照
4.1行開けて、提出する日付と所属部署名、自分の名前を書く
5.自分の名前の下に認印または三文判(シャチハタのような朱肉がいらないものは不可)で捺印
6.宛名として、退職する会社の正式名称と代表者名(社長)を明記
※会社名は「(株)」「(有)」など省略は不可
※代表者名が自分の名前よりも上に行くよう余白を調整する
※「殿」を忘れずに
社内の文書において、社内の人物に宛てるときは「殿」を使うのが本来のマナーです。
「様」とは敬称であり、自分が所属する団体内での上役に用いる言葉ではありません。
退職届の書き方も基本的にはほぼ同じですが、1行目の表題を退職届に、3行目からの本文の結びを退職いたしますに変更します。退職届なのに「お願い申し上げます」と書いたりしないよう気を付けましょう。
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